タグホイヤーの時計にはリファレンスナンバーと呼ばれる型番があり、英数字の刻印が裏面に施されています。それらの英数字の羅列には法則性があります。
その英数字を紐解くと、どのような製品なのかが判るようになっています。
法則性には、「製品タイプ」「モデル名」「時計タイプ」「ムーブメントの種類」「時計サイズ」「ケースの素材」「文字盤の種類」.「ベルトの素材」「ベルトのリファレンスナンバー」が英数字で羅列されています。
これらを踏まえて、下記では例を挙げながら型番の読み方を解説していますので順番に見ていきましょう。
タグホイヤーの型番はどこに書いてある?
型番(リファレンスナンバー)は時計本体の裏面に刻印されています。
本体裏面の外周縁をご覧いただきますと、2〜3字の大文字アルファベットと4桁数字の羅列 → これらが時計本体の型番となっています。
続いて、バックルの内側部分に大文字アルファベットと数字の羅列もありますがこれらはベルトの素材の略で4桁数字はそのリファランスナンバーです。
ですので型番として確認するべきは、本体裏側の縁にある大文字アルファベットと4桁数字の羅列がそれに当たります。
それでは例を挙げて詳しく見ていきましょう。
【例】
アクアレーサーAIR-K2 錦織 圭選手デザイン監修モデル
W A K 2 1 1 2.BA0830
 ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ ̄
① ② ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
①プロダクトタイプ
W=ウォッチ
C=クロノグラフ
S=スマートウォッチ
②シリーズ
A=F1
B=1000
D=1500
E=2000
F=4000
G=S/el
H=6000
I=S/el Leather
K=2000 Classic
N=2000 Exclusive
M=2000 Sport Quartz
P=Alter Ego
R=Monza
S=Specialists,Carrera,Monaco
T=Link
X=Targa Florio
Y=Autavia
AA=Alter Ego
AC=Formula 1
AB=Aquaracer アルミニウムリング
AE=プロフェッショナル・ゴルフウォッチ
AF=New Aquarecer
AG=SLR
AH=Formula 1
AV=Grand Carrera
J=Link
JF=Link 固定べゼル
L=Kirium
S=Microtimer
V=Carrera
W=Monaco
③ムーブメント
1=クォーツ
2=自動巻
3=手巻き
5=自動巻きクロノメーター
7=エレクトロ・メカニカル
9=クォーツ&機械式
④サイズ
0=Gents L
1=Gents
2=Unisex
3=Ladies
4=Ladies S
⑤ケース
1=ステンレススチール SS
2=ステンレススチール/ゴールドプレート SS / GP
3=ゴールドプレート GP
4=ソリッドゴールド 18KG
5=ステンレススチール/ソリッドゴールド SS / 18KG
6=プラスチック
8=チタン
9=その他
⑥文字盤の種類
⑦ブレスレット
BA=ステンレススチール SS
BB=ステンレススチール/ゴールドプレート SS / GP
BC=レザーまたはニッツァ(尾錠付き)
BD=ステンレススチール/ソリッドゴールド SS / 18KG
BG=ソリッドゴールド 18KG
BN=尾錠付きレザーバンド(S/el のみ)
BP=ゴールドプレート GP
BS=ウレタン
BT=ラバー(尾錠付き)
FC6=レザーまたはニッツァ(フォールディングバックル付き)
FT=ラバー(フォールディングバックル付き)
WAK2112.BA0830
W=ウォッチ
A=Carrera
K=
2=自動巻
1=Gents L
1=ステンレススチール SS
2=ブラックダイヤル
BA=ステンレススチール SS
0830=ブレスレット・リファレンス
コメント